中道歩行歌词

作词 : コンプ
作曲 : ZUN

勝てた今日も負け続けてきた日々も
百かゼロじゃないでしょ？
足して割って また明日

風吹かれ飛んで行く羽
山を越えて 止まらぬ時間の中
人知れず消えてゆく
風が止み雨が濡らし
谷は刳れ めくれる季節の中
何かが芽生えた

集まることは勇気 いつか離れても
やり遂げるのが流儀 気にしても気にしない
やらずに死ねない

喜怒哀楽だけじゃ表し切れない
間埋める感情も必要でしょ？
勝てた今日も負け続けてきた日々も
百かゼロじゃないでしょ？
七で転び八で起き九で眠り夢を見る

嘯かれ散っていく花
忘れ去られ積まれる積み木の罠
不実な雪が積もる
雲行きで流れる群れ
足を取られ藻掻いたその手の中
何かを掴んだ

扉の奥の鏡 己を映して
目を逸らすのは自由
逸らしても逸らさずも
其処にはあるから

一知半解探れど深さは知れず
ならば十を知ればいい
そんなもんでしょ？
進む先の天気を恐れていても
どうせ変えられない
奢り、妬み、鬼は外 誇り、道理、福は内

不撓不屈そんなもの持ってなくても
雲の切れ間あるはずさ

喜怒哀楽だけじゃ表し切れない
間埋める感情も必要でしょ？
勝てた今日も負け続けてきた日々も
百かゼロじゃないでしょ？
七で転び八で起き九で眠り夢を見る