私が蝶になったはなし歌词
作词 : azuki
作曲 : ZUN
懐かしい話をしましょう 胡蝶のような夢語り
変わらないこの毎日が続くと信じてた
貴女がいて私がいて 世界は回り続けた
言葉足らずな世界
そっと耳すませ 物憂げな貴女の隣から
覗き込むように 笑う私
貴女になりたくて
どこかへ消えてったあの日に
置き忘れてきたんだ 自分自身を
そうさ 不幸せな明日なんか 訪れはしない
だって 傷つくのは いつもいつも 今の自分だけ
「いつか」そんな先の未来なんか見通せなくてもいいんだ
目が覚めたら「おはよう」って言えるだけでいいから
不可思議な話をしましょう 胡蝶になって今語り
千にも及ぶ思い
一つも告げれず 私はね 私にすらなれず
貴女から見た この世界は
全て色付き
虹色に曇る心に
ため息をついたら シャボンのように
飛んで 飛んで 飛んでは 消えた
「神様とか不公平だ」そうなんじゃなくて
ちょっとだけど不平等な だけなんだと思う
夢が覚めるのには ちょっと早すぎた
そうさ 不透明な未来なんか 訪れはしない
だって 信じるのは 前をむいた あの日の貴女なんだ
「他の」誰かなんかは必要ない 代わりは誰もいない
貴女だけでも 笑えるなら 世界は回る
尊き言葉よりも 貴女の言葉だけ聞き取れればいい
そうさ 不幸せな明日なんか 訪れはしない
だって 千の夜も明くる朝も 貴女(わたし)がいる