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囁いた不思議な言葉に
じっと耳を傾けたら
ちぐはぐで曖昧な色が
包み込んだ 君のこと
白い湖（きらり輝いて）
深い緑に迷い込む
夢か現か（扉を開いて）
幻想の果てに 今 落ちてく
透明な世界に吞みこまれ
泡沫の空へ（羽ばたいて）
美しく瞬く星空が
明日を飾るさ
溢れ出すいつかの記憶で
そっと寂しさ紛らわす
脱け出せず また逆戻りさ
ひとりきり 待ち侘びる
満月の夜（ゆらり摇らめいて）
蒼く妖しく誘うけど
往く当てもなく（答えも分からず）
迷妄の森で ただ 彷徨う
惡戲な世界に囚われて
古の時へ（移ろえば）
静寂を切り裂く火の鳥が
紅色に染める
曉の光に誘われて
朝燒けの空へ（導かれ）
麗しく佇む山々に
想いを焦がした
淡い期待に（現実が透ける）
沈む夕陽に絆されて
現し世はいま（暗闇のままで）
瑠璃色の景色 まだ 見えずに
懷かしき世界で踊る声
樂しげな宴（魅せられて）
願わくばこのまま永遠に
朝靄に抱かれ
透明な世界に吞みこまれ
泡沫の空へ（羽ばたいて）
美しく瞬く星空が
明日を飾るさ