死せる者達の物語 -Ιστορια-歌词
作词 : Revo
作曲 : Revo
旅人(たびびと)よ お前(まえ)の背(せ)には 黒(くろ)き闇(やみ) 死(し)が纏(まと)う
残(のこ)された 季節(きせつ)も知(し)らず 風(かぜ)よ 何処(いずこ)へと吹(ふ)くのか?
一方その頃(Meanwhile)――
東方防衛同盟に参加したアルカディア軍は(The troops of Arcadian in the east)
女王アレクサンドラ率いる女傑部隊と戦端を開いていた(declared war on Amazon, led by Queen Alexandra.)
運命(うんめい)よ お前(まえ)の手(て)には 白(しろ)き糸(いと) 音(ね)に揺(ゆ)られ
紡(つむ)がれた 所以(ゆえん)も知(し)らず 我(われ)は 何故(なにゆえ)に征(ゆ)くのか?
一方その頃(Meanwhile)――
「私(わたし)は負(ま)けて、さぁ、殺(ころ)すがいい!」
「このLeontius、女(おんな)を貫(つらぬ)く槍(やり)は持(も)っておらん」
「気(き)に入(い)ったぞ、Leontius。いずれお前(まえ)は私(わたし)のモノになるんだ、忘(わす)れるな!」
尚も戦火は世界を駈け廻り(The fire of battle agile around the world)
翻弄される者達 それぞれの季節が過ぎてゆく(Many victims suffered in their individual time which is orb.)
嗚於(おお)…懐かしき故郷よ(Arcadia)
遥(はる)けき面影(おもかげ) あの稜線(りょうせん)は 今(いま)も燃(も)えている
秋(あき)が廻(めぐ)れば 兄妹(Emeis) また双(ふた)り 憶(おも)い出(だ)すのでしょう
夕陽(ゆうひ)に潜(ひそ)む闇(やみ)が 今(いま)も 紅(あか)く胸(むね)を抉(えぐ)る
嗚呼(ああ)…茜空(そら)よ 人間(ひと)は何(なに)に従(したが)うべきで 何(なに)を探(さが)すべきなのか?
背中(せなか)で聴(き)いていた鼓動(Desmos) 今(いま)でも憶(おぼ)えてる旋律(Melos)
よく似(に)た星(ほし)を抱(だ)いてる 君(きみ)を何時(いつ)も傍(そば)に感(かん)じてる
さよなら…言(い)ってないだろ(もの) また僕(ぼく)ら『二人(ふたり)』は出逢(であ)えるから
何処(どこ)かで双星(ほし)を見(み)てる 君(きみ)を現在(いま)も傍(そば)に感(かん)じてる
泣(な)き虫(むし)だった兄(Adelfos) 少年が剣を取るならば(If the boy select the sword.)
お転婆(てんば)だった妹(Adelfe) 少女は楯を取るのだろうか?(Then girl choose the shield.)
廻る廻る 運命の回転木馬(The carrousel of destiny, keeps going around and around.)
物語は幾つかの地平を廻り続ける……(This story continues around several Horizon...)
手(て)を伸(の)ばし掴(つか)んだ筈(はず)の宝石(ほうせき)は 掌(てのひら)から零(こぼ)れ落(お)ちるものばかり
奪(うば)い合(あ)い 憎(にく)み合(あ)い 血(ち)を流(なが)し続(つづ)けるのか 戦(いくさ)に明(あ)け暮(く)れる世界(せかい)よ
我等(われら)は今(いま) 何(なに)と戦(たたか)うべきで 何(なに)を守(まも)るべきか
嗚呼(ああ)…星空(そら)よ 人間(ひと)は何(なに)を畏(おそ)れるべきで 何(なに)を愛(あい)すべきなのか?
滅(ほろ)びへ向(む)かう光(ひかり)よ 全(すべ)ての死(し)すべき者達(ものたち)よ
嗚於(おお)…同胞(とも)よ 人間(ひと)は何(なに)を育(はぐく)むべきで 何(なに)を遺(のこ)すべきなのか?
いずれ歴史(れきし)は語(かた)るだろう 【死(し)せる者達(ものたち)の物語(ものがたり)】を……