空の果てと梦の都歌词
遠く霞み見えてきたのは
空の果ての都
風のままに運ばれて
ふわりふわ 日傘で落ちてゆく
花弁の雲 桜吹雪 めまぐるしく踊り
手をのばして掴もうとすれば
するりとすり抜けてゆく
空を眺めていた
風に乗ってとび立った
地面は遠のき 陽ざしに誘われ
春の陽気の魔法の力ね
空は高く澄んで
道を歩く人小さく
さらさら 吹き抜ける 春風はやさしく
地平線を超えてゆくのでしょう
霧が晴れて姿現す 空の果ての都
見たこともない青でできた
世界に爪先が触れる
空から降る透明な花
受け止めると溶けて
光を反射しながら零れて
キラキラと消えてゆく
丸い広場の中 影を落とす日時計に
寄りかかり目を閉じる
何も無い時間に
境界の鐘鳴り響き消えた
石畳の道に転がる輝く石ころを
拾い上げて覗いてみたら
世界がさかさまになった
瞬きをする度 景色は
少しずつ変わって
いつしか違う場所に浮かんでいた
私を見上げてた
前を向いたら続く道に
あるいてたのは誰
雲の中へと消えてゆく
私を見送って目覚める
横であなたが呟いてた
違う夢を見たと
遠くへ続く道と青い空
風が吹き抜けてゆく