童葬祭歌词
壁のなか 耳つけ そっと澄まし
鳴り渡る 鈴の音 追いかけた
笑う声 聞こえてる 調子のはずれた囃子唄
遠ざかる列に近づいて
赤く灯るぼんぼりが 消えぬように心寄せて
ゆりかごの揺らめきが絶えぬように
薄く烟る月影がつくりだす幻想郷(ゆめまぼろし)
さあおいで 目を閉じて 眠りましょ
壁のなか 外から 聞こえてくる
温(あった)かくて 懐かしい 母の声
肩たたき招いてる 藍色狐と赤い猫
手を引いて森を歩いてく
青く浮かぶ おぼろ火が 踊るように回りまるで
ゆりかごに吊るされたセルロイド
深い森を抜けたなら戻れない幻想郷(ゆめまぼろし)
さあおいで おともだち 遊びましょ