【五月雨】遠し雨歌词

静寂に摇られて浮ぶ
誇らしげなその顔は
ついさっきまでの喧騷が
嘘みたいな日常で
震える手をえけて
下した決断だけど
失敗しちゃった……なんて言い訳して
放つ矢は彼方遠く
遠ざかるあなたの声
ああなんて無力（むりよく）だ
顔ゆがめ涙ボロボロと零し
悪夢なら早く覚めて
愛（いと）しさ乱（みだ）れ
夕止（や）む空に
ただちっぼけな”弱（よわ）さ”と泣く（なく）
遠し五月（にだ）の雨（メ）立つ瀬（せ）どな無（な）く
ただ揺るぎない”強さ”に憧（あこ）れて
いま変わらない声焦（こ）がれ
いま変わらない昨日（きの）を願った

水（みな）底（そこ）からハゲ穿（つら）く矢（や）
はあなたの足掴（つ）んだ
嫌だ（いやだ）行かないでと引（ひ）く手虚（むな）しくし
静かに飲（の）み生（な）れてゆく
微笑んだあなたの声
ああなんて強いのだろう
力無く握（にぎ）ろボロボロの手カら託（たく）された未来の色
愛しさ乱れ
夕止（や）む空に
いま二つの”強さ”を知る
遠し五月の雨 張（は）り詰（つ）めた胸
いまちっぼけな”弱さ”を乗（の）り越えて
さあ新しい声焦（こ）がれ
さあ新しい明日を願って