Astro-Ho (narration ver.)歌词
astro-ho
それは今世紀の逸脱者の話
astro-hoが目指したのは
新天地と呼ばれる
高級移民住宅の惑星
ケンタウロス座のα星から
インターネットでカウボーイハットを借り
窒素呼吸系生物のクラブでは
火星のスラングを話す
「もはやテラは流行らない」
これが彼の口癖だった
可哀想なastro-ho
誰にも似ていない
地球ではマイナーと呼ばれ
しし座の人工惑星の
とある国家に帰化した途端
テラ駐在の領事官に
国民クジで抜擢される
身に付いた土星訛りが
フツーのテラ人の羨望の的となり
行く先々で取り囲まれる
可哀想なastro-ho
晩年にチタンの枕を涙で濡らし
遺言のポーズでルナ語を吐いた
「私を故郷に帰して欲しい」
可哀想なastro-ho
誰にも似ていない