幸福侵害予報歌词
掌に伝わる熱が私を引き戻す
後戻りできなくなると警鐘を鳴らして
いつかはこの手から全て零れ落ちてしまうから
最初から遠ざけた方が辛くないでしよう?
増えてゆく傷跡にそっと同情を這わせて
視線にはまだ気付かない私を演じてた
例えば君の幸せが私の不幸せでも
構わないなんて言い切れる気がしないよ
君の瞳の幼さも 君の不器用な指も
鮮明に網膜の裏 刻まれてて
きっと私は罰を受ける
これがその痛みならば
二度と夜は明けないでしよう
闇に抱かれたままで
最初からこの手のものは誰かのだと決まってて
それでも大事に抱えることしか もう
君の唇の熱さも 君の軟らかな咽喉も
何度忘れたとしてまた思い出すよ
ずっと孤独に望むだろう
幻想の続くことを
想いだけは見抜かないで
そのまま目を閉じていて…