逃げ水歌词
作词 : Yasushi Akimoto
作曲 : Yohei Tanimura
日差しに切り取られた
市営球場から聴こえて来る
ひと夏の熱狂は
どれくらい風が吹けば
醒めてくのか
自分の声が
他人のように響くよ
客観的過ぎるのだろう
いつの日からか
僕は大人になって
走らなくなった
ミラージュ遠くから見た時
道の向こう側に
水たまりがあったんだ
近づいたらふいに
消えてしまった
目指して来たのに
どこへ行った
あの夢
芝生のスプリンクラー
過ぎるその季節を
止めようとする
半袖を着た人は
カーディガンを
いつ肩に羽織るのか
やりたいことはいつも
いっぱいあったのに
できない理由探していた
君と出会って
青春時代のように
夢中になれたよ
ミラージュ僕が見ているもの
それが真実でも
幻でも構わない
今確かに僕の目に映るなら
逃げてしまっても
追いかけたいこの恋
大事なものはいつだって
あやふやな存在
手を伸ばしても
何も触れられない
でもそこにあるってこと
信じるまっすぐさが
生きてく力だよ
ミラージュ遠くから見た時
道の向こう側に
水たまりがあったんだ
近づいたらふいに
消えてしまった
目指して来たのに
どこへ行ったあの夢