暗雨歌词

冷(つめ)たい雨(あめ)に立(た)ち尽(つ)くして
記憶(きおく)の奥(おく)で途切(とぎ)れた今(いま)
震(ふる)えたままの頼(たよ)りない指(ゆび)
涙(なみだ)も上手(うま)く拭(ぬぐ)えやしない

弱(よわ)い自分(じぶん)を言(い)い訳(わけ)にしたら
どれだけ泣(な)いても繰(く)り返(かえ)すだけ

答(こた)えが無(な)くたって 僕(ぼく)は此処(ここ)に居(い)る
胸(むね)を打(う)つ鼓動(こどう)にまだ意味(いみ)があるなら
その熱(ねつ)に奇跡(きせき)を願(ねが)って
もう一度(いちど)この瞳(ひとみ)に
前(まえ)を向(む)く光(ひかり)を

夜(よる)を叩(たた)く雨(あめ)の音(おと)と
潜(ひそ)めた息(いき)が部屋(へや)に響(ひび)く
振(ふ)り向(む)く窓(まど)に映(うつ)りこむのは
歪(ゆが)んだままの蒼白(あおじろ)い顔(かお)

中途半端(ちゅうとはんぱ)な後悔(こうかい)ばかりじゃ
何回(なんかい)落(お)ちても救(すく)われない

答(こた)えが無(な)くたって 道(みち)は此処(ここ)にある
目(め)を反(そ)らす彼方(かなた)がただ深(ふか)い闇(やみ)でも
その先(さき)に光(ひかり)を願(ねが)って
もう一度(いちど)躊躇(ためら)わずに
歩(ある)き出(だ)す勇気(ゆうき)を

暗闇(くらやみ)の先(さき)にはまだ何(なに)も見(み)えないけど
いつかきっと
朝日(あさひ)が昇(のぼ)るはずだから

祈(いの)るよりも この手(て)を開(ひ)らいて
震(ふる)えてるままの指(ゆび)を明日(あす)に伸(の)ばすよ
その先(さき)に光(ひかり)を願(ねが)って
もう一度(いちど)この僕(ぼく)に
立(た)ち向(む)かうための勇気(ゆうき)を