シノオト歌词

作词 : 菊池 はな
作曲 : 岡部啓一

解（と）かれゆく輪廻（りんね）見（み）つめ
この肩（かた）を抱（だ）きしめる日々（ひび）
歯車（はぐるま）を一（ひと）つ回（まわ）し
指（い）の爪（つめ）をそっと磨（みが）く
黙示録（もくしろく）時（とき）を超（こ）えて
繰（く）り返（かえ）す逢魔（おうま）の闇（やみ）
許（ゆる）されぬ人（ひと）の欲（よく）が
低（ひく）く蠢（うごめ）く
肉（にく）の力（ちから）使（つか）い
鉄（てつ）の刃（やいば）磨（みが）き
傷（きず）の匂（にお）い 今（いま）も
心（こころ）
喰（く）らう
紅（くれない）の瞳（ひとみ）の奥（おく）に
紡（つむ）がれゆく
記憶（きおく）の渦（うず）
破（やぶ）られる 封印（ふういん）の扉（とびら）
顧（かえり）みれぬ
懺悔（ざんげ）の声（こえ）
見（み）えずに惹（ひ）かれる
遠（とお）い 二つの
紅（あか）


愛（いと）おしい絆（きずな）崩（くず）し
まどろみの光（ひかり）奪（うば）う
謀略（ぼうりゃく）の運命（さだめ）今（いま）も
熱（あつ）く艷（つや）めく
未知（みち）の魔力（まりょく）の唱（うた）え
蛇（へび）の焔（ほむら）放（はな）つ
秘（ひ）めた言葉（ことば）遠（とお）き
心（こころ）
攫（さら）う
猛毒（もうどく）の霧雨（きりさめ）が降（ふ）る
漏（も）れ聞（き）こえる犠牲（ぎせい）の音（おと）
燃（も）え尽（つ）きる神依（かみより）の盾（たて）
折（お）れ重（かさ）なる護（まも）りの羽（はね）
砕（くだ）かれ積（つ）まれる
苦（にが）い怨嗟（えんさ）の
蒼（あお）

白銀（はくぎん）の切（き）り裂（さ）く魔剣（まけん）
敗（やぶ）れ落（お）ちる鋼（はがね）の城（しろ）
宵闇（よいやみ）の惑（まと）わす呪文（じゅもん）
吐（は）き出（だ）される
黒（くろ）

埋（う）もれゆく最後（さいこう）の兵士（へいし）
血塗（ちず）られゆく静（しず）かな城（しろ）
喪失（そうしつ）と受肉（じゅにく）の儀式（ぎしき）
獣（けもの）の夢（ゆめ） 乙女（おとめ）の贄（にえ）
この環（おう）を突（つ）き刺（さ）す
甘（あま）い刹那（せつな）の
歌（うた）