ミニドラマ2歌词
宇佐見 秋彦 多分、孝浩がこの世で一番大切なものは、
弟なのだと思う。
高橋 孝浩 ウサギ、見てくれよ!
弟が京都に修学旅行に行ったお土産!
いいだろう!
宇佐見 秋彦 よかったな。
高橋 孝浩 ああ、もう本当に嬉しくてさあ~
やっぱり気が利くようなあの子は!
宇佐見 秋彦 提灯に十手に法被に旗?
一体何の使い道があるのか?
しかし本当に孝浩って弟が大事なんだな。
この間の作文はアホ丸出しだったが、
あれも見方を変えれば、
素直ってことなのかもしれない。
やはり孝浩に似て、
性格よくて可愛いくて、
利発な子なんだろう。
後日
高橋 孝浩 ウサギ、ちょっと、
弟の俳句、どうなおしたらいいか、
アドバイスくれないかな?
宇佐見 秋彦 俳句?
高橋 孝浩 この間の修学旅行の思い出を俳句にするらしいんだけど、
先生にも注意されちゃってさあ。
宇佐見 秋彦 ふん?見せてみろ。
高橋 美咲 金閣寺、点を付ければ、銀閣寺。高橋美咲。
宇佐見 秋彦 季語は?
というかやっぱり、こいつ、ばか…
高橋 美咲 数年後、そのばかを好きになるということを、
彼はやっぱりまだ知らない。