第二十三号歌词
作词 : azuki
作曲 : ZUN
狭い空の端に 一番星がきらり
星を眺めるには 世界は明るすぎる
帰り道 忘れた 機械仕掛けのかみさま
壊れたオルゴールの様に 同じ事を繰り返す
忘れられない 背中には
(始まりから 終わりまで)
あれも これも 思い出す
黒のクレヨンが 動き出す
(音を立てて 崩れ出す)
いつか いつか 笑顔ですら おぼろげに
心の扉に 鍵をかけて 歪んだ視界に 夢見る
見上げた夜空は
(どこまでも 限りなく)
星が綺麗だった
感情は枯れ枯れ 涙はハレバレ
しょうがない事と 自分に嘘つく
一人きりは嫌だ 二人がいいんだ
動き始めたら 歯車は止まらない
追いかけたくて 追いかけられなくて
(知らず 知らず 世界を越えて)
箱庭の中
綺麗な機械に とり囲まれ 汚れた空気に 溺れる
都会の夜空は
(眠らない 街の中)
星が見えなかった
カボチャの馬車 白いドレス 白馬の王子も
ここには無い どこにも無い 有限の愛は
使い切り 使い捨て 懐かしさの 片道キップね
別れた寂しさも いつか消えて無くなる
願えば叶う世界には 二度と戻れないから
彩る景色も 澄んだ川も 今の私にはいらない
見上げた夜空は
(どこまでも 限りなく)
星がきれいだった
全てが現実 消えはしない (行き方も)
帰る道すら 失くして (失くして)
つぎはぎだらけな (無花果も 基督も)
全ては幻 今日も話し始める
星がきれいだった