CANOE歌词
島の外には何があるのか
少年と少女達は 森の木を使って
海の向こうに広がる水平線を
見渡せるほど高い櫓を立てはじめた
果てなき夢を目指し 彼らはやり遂げた
ふらつく足元 と、今日は大丈夫か
その頂に今立つ
あの海を遠く遠く見渡す
その向こうに新しい世界が見えた
幻想のように
その場所にはどうすれば行けるのか
少年は決めた 船を作ろうと それで渡ろう
それにはもっとたくさんの木が必要で
切り倒し続け
とうとう島の木を全て切り株に変えてしまった
でもまだ足りないものがある
風を受ける帆の柱
ただひとつ残された 母樹と呼ばれる命
それにも手をかけ 彼らは旅へ
振り返ると島は何かに
食い荒された後のような姿で小さくなってく
それは他でもない 僕らで
産まれてしまった 僕らで
生きて行こうとする 僕らで
この海を遠く遠く超えて行け
大きな帆で風をいっぱい受け止め
新世界を目指せ
もしまた終りが訪れたとしても 君に届けたい
この長い長い旅の その意味を
希望をつなぐため