この木の下で歌词
「この木の下で」(原曲:Scene shifts there)
vocal:多田葵
僕が見ていた 時計の針は
同じ場所を 指し続ける
仮初め(かりそめ)の 安息で
進み始める 過酷な世界
離れてゆく あの笑顔も
喜びも 涙も 全部
大切な物ほど 壊れやすく
どうしよもないほど 眩しくて
書き留めた現実 今は遠く
手の中には僅かな 絆だ
揺れるともしび 優しく支え
繋ぎ止めた
夢の終わりは 明日への扉
閉じた瞳 開くことで
進むべき道がある
過去は背中を支える力
諦めない あの時間も
温もりも 誓いも すべて
大切にしていた 種を植えた
水を注ぎいつかの目標(めじるし)に
すれ違う視線は いまだけだと
また笑い会える日が来ること
僕たちはそう信じ願った
この木の下で
雨に咲くこの花
手を差し伸べ
夕日の中(なか)綴(つづ)った約束も
ちはやぶる風の音
頬に受けて
茜色の雲を眺めた
空へ飛び立つ
小鳥に惹かれ
歩き出した
END