それでも歩いてる歌词
作词 : 秋元康
作曲 : さいとうくにあき
掌を空に翳し
目を細めていた青春の日々よ
この世界に反射する
何が眩しかったのだろうか
あの頃語り合った夢は
風に吹かれて流されていった
駄々広い大地を踏みしめて
古い太陽は沈んだのか
下を向くなと誰かに教えられて
ただずっと前だけを見て来た
馬鹿正直に生きてるだけじゃ
いつか躓くものものだと
今になって邪魔な石ころの存在を
知った
人生とは転ぶもの
膝小僧は擦りむくものなんだ
何度でも立ち上がれよ
俺はそれでも歩いてく
いくつかの苦い涙
拭うこともなく嗚咽した日々よ
運命だと信じ込んだ
愛は錯覚と言い訳するのか
いっぱい抱きしめ合ううちに
腕の強さがよそよそしくなった
必要とはされないやさしさが
そう一番の不幸だった
希望を捨てるなと
誰もが上から目線で
偉そうに腕組みをするけど
どこのどいつが傷ついたって
あんたは痛くないだろうって
そんな言葉吐き捨てたくなるのが
若さか
人生とは負けるもの
勝つことなんかないって
知ればいい
負け方が大事なんだ
俺はそれでも生きている
夕焼けがいつしか
長い影を作って
そばに寄り添う
どの道を歩いて来ようと
なぜか切なくて
泣きたくなる
人生とは転ぶもの
膝小僧は擦りむくものなんだ
何度でも立ち上がれよ
俺はそれでも歩いてく
人生とは何なのか
勝ち負けにどんな意味がある
生まれてから死ぬ日まで
そうさそれでも歩くこと
だからそれでも歩いてる