幻視の夜歌词

月の無い夜に交差する想い
明日を迎えるため　そう
限りある時が永遠を奪う
皮肉も虚しいだけ
無数の羽音は始まりを知らせるだけで
嘆きの歌声　降り切ればどこへ辿り着く
探し求める明けぬ夜に
たとえ時が歪められでも
ぶつかり合う想い　飛び散る火花
月に映え　輪郭を映し出す
.
彷徨う道には惑わせる甘い誘惑と
揺らめく幻　とこまでも消えず追い縋る
宇宙さえ操る神の力
出口を隠すというのなら
この地上の術で打ち消す　繰り返し
確かな終わりへ翔け拔けて
.
立ち止まるならば
夜明けが再び訪れることはなく　そう……
永久を偽った不条理の闇に嘘の月が輝く
何もかもすべて狂う前に
真実の月を見つけ出す
失われた夜に誰かの想いが
夢の様に潰えたとしても
追い掛けて　限りある時を取り戻せ