ブロッケンのまるい虹歌词
湿った靴の中に裸の足を放り込んだゲリ・トリッピングは、
自分が見習い魔女であるということを必死に思い出しながら、
露のついた靴紐を締めた。
白い山際、まるい虹の上。
冷たい 冷たい
冬が終わるから
はしゃぐ はしゃぐ
あの子はそわそわ
いたずらする
壁には絵を描く
鈎鼻の子供
街の上を飛ぶビール瓶
街の下に可愛い子犬
想いは届かないだろう
気づかなくて良いから
二人並び 歩いているのを
見下ろしている
君は気づかないだろう
思い出すこともない
赤い炎は
不思議な宴のため 輝いている
遊び 入れて 歌い 描き 折る
香り 消えて 暮らし けなし 混む
触り 叱り 進み 迫り 沿う 立てて 散り 使う
山の下に虹が輸になる
山の上に魔法の呪文
朝まで果てが見えない
無数の火が燃える夜
霧の中に影が伸びている
君は追いかけている
窓ガラスが割れると
白い山際
不思議な宴のあと 輝いている
それは それは みんなの努力で
報われたよ 蛙が跳ねたら
背が伸びてく
朝の色になる
黒い木に小鳥
山の下に 虹が輸になる
山の上に 魔法の呪文
誰かが山を見上げる
日が漏れて伸びる影
霧の中に曲がるスペクトル
届いてるかな
気づかなくて良いだろう
鳴呼 鹿になる 鹿になる
ツノが生えてる
鳴呼 飛び跳ねる 飛び跳ねる
まるい虹の上