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ビリビリ歌词

辿り着いた都は
ノスタルジック四畳半
パンを咥えた勤労少年
「こんなはずじゃなかった」
生まれた街じゃあ天才少年
謳われた面影は消え失せた
この国の王様に給仕続けりゃ
才でも能でも枯れ果ててくんだ
「慣れてっちゃてさ」痺れている
ビリビリ
言うなればいつかの少年の
飛び出した先さえ檻の中
そんな事どうでも良くなって「退屈だな」
いない いない いない いない
見せない感情が泣いてる
いない いない いない いらない
腐ったレジスト溶け出した
給仕サボって森の中
そこで出会った老紳士
瓶底眼鏡不審なおじいさん
「大魔道士じゃ」
「大魔道士?何それ?」
「小僧ワシをしらんのか」
なんやかんやで力をくれた
莫大な膨大な富と権力
「"夢"の分だけの魔法をかけよう」
ためらい同時に踏み込んだ先に
気がつけば
言いなりのいつかの少年は
とうとう王様になっていた
市民のためにフル回転「忙しいな」
いない いない いない いない
偉い人は僕以外いない
いない いない いない いらない
力だけ続けばもういらない
あと少しなのに(夢だけさ)
あぁ…魔法が解けていく
残ったのは五千円と手紙だけ
この国の王様にしがみついてりゃ
夢だか何だか分からなくなんだ
ため息をこぼして孤独な回れ右
振り向けば
あふれたいつかの少年の
記憶だけが鈍く輝いて
大したことないエピソード
眩しくて滲む
ボロボロになった少年が
帰り着いた町の外灯に
藁をもすがって伸ばした手
『懐かしい声』
いない いない いないはずの
誰かの手をもう1度掴んで
狭い 狭い 狭いここで
生まれ変わりフリダシスタート
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