なでしこ桜歌词
なでしこ桜 『撫子桜』
鈴華ゆう子
with
和楽器バンド
朝焼けの霧に滲む
囁く彼方の声
夢が覚め遠く満ちる
時の訪れ
手に落ちた露に映る
そなたの面影
待てど
いずこ
うつつに
心の奥で 彷徨う
儚く揺れる
なでしこ桜
乱世で生まれた花よ
紅く染められ
今、よみがえる
あの日のにほひ
夜に開く花ビラ
音もなく 続く道を
守るべき者のため
ひとときの 闇を照らす
月影ぼうし
深き淵に霞める
そなたの指切り
忍び
宿る
絆と
心を盾に貫け
艶やかに舞う
なでしこ桜
乱世で朽ちてく花よ
風にたわむれ
今、枝垂れゆく
微かなにほひ
色は移りにけりな
今ひとつ
またひとつ
零れゆく
花海に
うずもれて
永遠に巡り巡る夢見草
儚く揺れる
なでしこ桜
乱世で生まれた花よ
紅く染められ
今、よみがえる
あの日のにほひ
夜に開く花ビラ
忘れることなかれ
撫子なら、桜もきっと、叶えるから…
こかがみ✿
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