Someday In Summer歌词
作词 : 魂音泉
作曲 : ZUN
(ytr)
歩き疲れた 己の勘に身を委ねたその結果
炎天下の中彷徨う羽目に
焦りと滴る汗に微かにイラついてきた
右行くべきか 左行くべきか
回らん頭 今日は猛暑日 人っ子一人居ない道での既視感
暑さの所為か何故か見たことある場所な気がした
(Romonosov?)
15分前に見たあのポスト
きっと前世の記憶などではないだろう
歩めば歩む程 遠ざかるムーンウォーク
ラムネの POP 見つけてソッコー水分補給
アスファルトは陽炎ゆらめく 近道も裏目裏目裏目
地図を読みない自分が恨めしい
しかも腹まで滅った 飯…
(ytr)
俺の頭をずっと刺激しさ違和感にも慣れた
あの神社も見たことある気がしてきた
夢か?幻か?いやしかしこの空気感
おいおいマジか まさかってそのまさか
(Romonosov?)
そう毎度毎度のこと強引に going my way
でも選択を間違えたが最後 ここまで来たらもはや才能
人は俺をこう呼ぶ"流しの迷子"
信じるも信じないも見たままありのまま 着の身着のまま
此処に居たなら昨日の現実なんてどうでもいいから
太陽の下で踊るように跳ねる妖精を何処かで見たような
そんな幻想も溶けだす someday in summer
「あれytrさん?やっぱり!」
「こんな所で会うなんて、奇遇ですね 今日はどちらへ?」
(おおロモじゃん ちょうど良い所に来てくれたわ)
(いや道迷っちゃったんだけど、まさかこんな場所に出ると思わなくてさ)
(道草食ってたとこなんよ)
「なるほど 僕もこの辺りはあまり明るくないもので」
「お力になれそうもありません」
「ところでバス停はどっちかわかりますか?」
(いやいや、バス停は無いよ)
「え?バス停は無い?」
(だからそもそも此処にバスは存在しない 考えなくても分かるっしょ?)
「距離があるんですね、分かりました」
「この暑さですからタクシーでも拾いますか」
(おいおい、此処どこか分かってる?)
「東京の…どこかですね」
(そこから違う!)
「いや、東京ですね」
(まぁまぁ、聞いて驚くなよ…)
「はい」
(なんと此処は幻想郷です!)
「いや、東京ですね」
(話聞いてる?)
信じるも信じないも見たままありのまま 着の身着のまま
此処に居たなら昨日の現実なんてどうでもいいから
太陽の下で踊るように跳ねる妖精を何処かで見たような
そんな幻想も溶けだす someday in summer
茹だるようなこの暑さの中足並みを揃え
現在地も分からず目的地を探せば It's gonna be ok?
妖精も居るかもしれない
この波の音は気の所為かめしれないけれど
歩き回るなら熱中症対策はしっかりしましょう
信じるも信じないも見たままありのまま 着の身着のまま
此処に居たなら昨日の現実なんてどうでもいいから
太陽の下で踊るように跳ねる妖精を何処かで見たような
そんな幻想も溶けだす someday in summer
(だから、此処は幻想郷なのよ)
(幻想入り、ytr♂ロモ 幻想入り!)
「はい、痛タタタ…暑さで頭がイカれっちゃってる この人」
(いやもう その言葉そっくりそのまま返してあげる)
「マジ?前で喋ってるのさ 此処東京ですけと」
(いや、さっきチルノっぽいのも見てますから)
「冷静に 幻覚が出るよ もう手遅れかも」
(あのさ、お前の方こそ冷静じゃないよ、ここ幻想郷だから)
「ここからず安全地見ろ」
(ん?)
「ほら、住所書いてあるから」
(ほう!来た!これで幻想郷とことが発覚するわけだ)
「なくねぇだ バカ来ねえ」
「あっ、此処は…」
(ん?)
(埼玉?)