銀河鉄道の朝歌词
作词 : 千野隆尋
作曲 : 伊丸岡亮太
物語に続きがあるなら カムパネルラの父さんは
家に帰って一人になって きっと泣き崩れただろう
優しさを持て囃すなら 気づける日が来てほしい
左足が好きな猫 朝陽の漏れるカーテン
知らないことを知ったように 子供たちがうなずく
わかれないことをわかったように 大人たちがうなずく
諦めたわけじゃなく 歯を食いしばっている
他人のために見送ったはずの いくつもの小さな場面が
諦めただけじゃなかったかと こっそり胸の奥に問う
叶えようと星に願って 叶わないと息を吐く
そう思ってしまったら 何もしていないのと一緒だ
物語に続きがあるなら ジョバンニに何が言えるだろう
家に遊びに行ったところで ミルクは飲み干せなかったろう
優しさを持て囃すなら 気づける日が来てほしい
カムパネルラの父さんも 救われる日が来てほしい
自分のために見送ったはずの いくつもの小さな場面が
諦めただけじゃなかったかと こっそり胸の奥に問う
叶わないと高を括って 叶えようとしなかった
そう思ってしまったら 何も出来ないみたいじゃないか
言えないことを言ったように 子供たちがうなずく
許せないことを許すように 大人たちがうなずく
諦めたわけじゃなく 歯を食いしばっている
未来のために見送ったはずの いくつもの小さな場面が
諦めただけじゃなかったかと こっそり胸の奥に問う
叶えたいと描いた夢は 朝でも見える星になる
そう思ってしまったら 何もしないより前に進もう