千夜月歌词
自信も挫折も成功も失敗も
遠慮なくあぶり出す炎 海に消えて
焦げ付いたガラスのような空の黒
まんなかに佇む
千夜の月のように闇をくり抜き
あなたいつもそこで
まん丸く優しく笑ってる
それは絡んだ日常
ほどく絶えない愛情
あなた溶かした群青
余韻だけ弾いてるのでしょう
「欠ける時も姿見えぬ時も 汝、愛を誓いますか?」
カミニチカエマスカ?
そんなに大げさなことじゃなく
これは無言の「約束」
おんなじトコを惑う星に寄り添い
あなた今夜もそこで
凛とした横顔
ひどく風がざわめいて
波に裸足を濡らした
時に投げ出す感情
それさえ包み込む微笑
余韻だけ弾き返して
それは昂る激情
冷ます真円なる愛情
仰ぐ夜空の月光
あなたの姿重ねて
千夜の月よ