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远き护り歌词

やかて嵐か来る

巻き起こる風になぶられ

ばらばらに 千切れ飛ぶ

寄る辺なり 木の葉のように

幼き日支えた 父の言葉
「お前のうちに刻まれた名か
痛み なぐさめるだろう 皆はいつも共にある」
今は俺か 父として 伝えよう

この身が 泥に沈んでも

汚しはしない

畏れと共に語られる名を

守り刀に

風の中 顏上(かおあがて)ばて 

歩いていけるように

いずれ吹雪になり

荒れ狂う雪に閉ざされ

誰知らず ここえてく

渡りそびれた鳥のように

幼き日支えた 父の言葉
「お前のうちに流れる赤か
孤独 溫(あたた)めるだろう 皆かいつも共にある」
今は俺か 父として 伝えよう

この身か凍りつこうとも 

汚しはしない

畏れと共に語られる名を

守り刀に

雪の中 背を伸ばし 

生きてゆけるように

言葉と名と
殘(のこ)してゆけるのは 形のない物ばかり
だからこそ 誰も奪(うば)れない
どうか伝えてくれ 次へ
この身が 野辺に倒れても 

汚しはしない

畏れと共に語られる名を

守り刀に

いつまでも 健やかに 

生きてゆけるように

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