巡雨歌词
花を散らす赤い雨
空蝉の庭に濁々と流る
何度巡り会うのだろう
来た道を戻り、繰り返す輪廻
ここに咲いた花は誰も知らない
君が触れてくれるまでは
遠い明日に 叫ぶ声は届かないだろう
花を濡らす赤い雨
命脈を辿りまたここに立った
何度すれ違うのだろう
来(き)た道を戻り、繰り返す記憶
擡げ息吹く、いつかの思い出
螺子巻く階段、その先へ
遠い昨日に笑う、君に手を伸ばして
花を散らす赤い雨
空蝉の庭に濁々と流る
何度巡り会うのだろう
来た道を戻り、繰り返す輪廻
花を食んだ赤い雨
幽身に染みる昔日の記憶
幾度巡り会うのなら 行く先も見えぬ、
繰り返す罪と罰を