懂轩 -FULL Bloom Edition-歌词

遥か古に　かすかに覚えし唄
時を越え今刻む律動を伝えし我が美振
闇に阻まれし　静寂を塗り返す
眩いばかりの音を紡ぎだせ　紅さす唇で

君の涙が伝う日には　優しい旋律捧げよう
君が華のように笑う日は　共に声を合わせ

朝焼けが二人を照らすまで
ただ君と声重ねて紡ぎたい
枯れること知らぬように咲き誇るは
我が雅唄

遥か遠い地にわずかに揺らぐ姿
掴むその手は空に溶けし風
我が華散らしゆく
砂に飲まれゆく　虚ろな我が心身
堕ちる意識に薄く聴こえるはいつかの雅唄

嵐が行く手遮る日は
過ぎ行く時をただ耐え待つ
みぞれがこの身を切り裂く日は
強く　強く　叫び

夕もやの霞の向こうには
かねてより思い描く理想郷
翼持たぬ我が身を　天に放つ
この雅唄

(さくら　さくら言の葉　のせて)
(私の想い伝えてよ)
(ひらり　ふわり　薄紅色に)
(託していく私の純恋歌‐じゅんれんか‐)

(さくら　さくら　旋律描き)
(私の想いあの人へ)
(ひらり　ふわり　心なぞりゆく)
(言霊連ねしは　紡ぎ唄)

君の歩み凍りつく日は
温もり伝える唄を詠む
全てに疲れ瞳閉ざせば
子守唄を　君に…

五月雨に悲しみ覚えても
やがて来るは萌えゆく木々の唄
その手取り語るように言の葉舞う
天空の風

桜咲く　この地で笑いあう
響く君の音　それこそ　雅唄
永久にただ願うのは咲き続ける
この雅唄