「擬死」歌词
ねぇ、ちゃんと言って。
もう、僕はいらないかな?
ねぇ、もっと言って。
僕は何を期待している?
苦しそうに甘えた声で
貴方は僕に何を求める?
苦しいのは貴方だけじゃないから
作られた静寂がやけに
心地よくて瞼を閉じた
消えることすら今はさほど怖くないから
栄辱で這う盛者は否
栄辱で泣く必衰も傍観者だろう?
愛される為に明日を売りに出した僕
記憶の中には散りばめられた世界の膿が
染みてゆくほら聞こえたよ「終わり」が近づく音
ねぇ、ちゃんといって
目の前がもう見えないから
せまい浴槽に一人きり
響く音が僕に問いかける
「もう終わりにしよう」多分それも悪くないから
苦しそうに甘えて声で
貴方は僕に何を求める?
苦しいのは貴方だけじゃないから
作られた静寂がやけに
心地よくて瞼を閉じた
今、消えることが死ぬことよりも怖いから
栄辱で這う盛者は否
栄辱で泣く必衰も傍観者だろう?
愛される為に明日を売り出した僕
愛される為に昨日に唾を吐いた僕
記憶の中には閉じ込められた世界の悪意
聞こえたよ
まだ鳴り止まぬ「終わり」が結んで溶けた
進むことに
臆病な僕は
ガラクタの嘘で
嘘を塗りつぶす
せまい浴槽に一人きり
死んだふりを続ける僕は…