「炎の回廊」歌词
尊さの意味を我が身に説き伏せる
鼓楼の音も消えゆ
いつか迷いはなくなるだろうか
この心も
万里に続く道よりも遥かに長く険しい隘路
それが人の生
緑が萌える野山を焼き尽くす度にまた悲しみは降り
心まで灰に変わる
差異はなく等しき朱の色に隔たる壁はない
染み付いた毒で今も人は変われずに
尊さの意味を我が身に説き伏せる
鼓楼の音も消えゆ
いつか迷いはなくなるだろうか
この心も
あなたを想えば想うほどに苦しい
家名を捨てることなどできない
けれど幸せにしたい
始まりの火蓋は何故切られた
戦禍は子から子へ
討つべき仇は消えてはまた生まれゆく
魂の去り際に何を遺せるか 愛すべき者へと
覇なるは諸刃の剣 自身を討ち滅ぼす
尊さの意味を我が身に説き伏せる
鼓楼の音も消えゆ
いつか迷いはなくなるだろうか
この心も