独リ夜行抄歌词
作词 : 真崎エリカ
作曲 : シンデレラケージ ~ Kagome-Kagome
编曲:K2
笹舟を浮かべたら 躯ごと、ゆらり揺蕩う
辿り着く夢の淵 目を閉じて…駆け往くマボロシ
渡り鳥、眺めて 飛び立てないこの身を知れば
理に気付いてく 不条理な世界に旅する
いつの日にか きっと開かれる
扉、今 未だ…静寂のナカで
耀き…檻に深く トラワレテ
あぁ 月夜に叢雲サビシク
更けよく宵に一人 戯れる
「あぁ…あはれ」と そう、何処かで何かが騒ぐ
口ずさむ謳ひとつ 繰りかえす 詠み人シラズ
辿れども古も 変わらない…眠ればマホロバ
まるで陳腐な鳥籠 蝶番やけに豪奢で
木霊する錯覚から 戻れない、かごめやかごめと…
掬う声を ずっと待ち焦がれ
幾夜過ぎても 影も届かず
瞳は…見えぬ枷に ツナガレテ
あぁ 堕ちてく 奈落が招いて
狂えぬ酔いに一人 留まれば
「あぁ…をかし」と そう、何処かで誰が嘆く
永遠へと…誘われる 灰かぶり-Cinderella-
あぁ 天(そら)への帰り路もとうに忘れて——
暗い…檻にこころ トラワレテ
あぁ 月夜に叢雲サビシク
更けよく宵に一人 戯れる
「あぁ…あはれ」と そう、何処かで何かが騒ぐ
-end-