黒猫論歌词
作词 : 中恵光城
作曲 : 塚越雄一郎
つまらない日々(ひび)の慰(なぐさ)めごとに
戯(たわむ)れで騙(かた)る招(まね)き猫(ねこ)遊(あそ)び
手鞠(てまり)は厭(あ)きたの
気(き)まぐれに可愛(かわい)らしく啼(な)いてあげるわ
にゃあ
嘘(うそ)か真(まこと)かなんて些細(ささい)なこと
びぃどろに乱反射(らんはんしゃ)する物語(ストーリー)
覗(のぞ)いてみたいのでしょう?
抑(おさ)えられないのでしょう?
果(は)ての 果(は)ての 果(は)てへ おいでなさい
幻惑(ゆめ)を見(み)せてあげる
赤(あか)い 赤(あか)い果実(かじつ)は食(た)べごろ
だけど…変(へん)ね その手(て)はまだまだ届(とど)かない
結末(おわり)にはまだ早(はや)いわ
当然(とうぜん)、相応(ふさわ)しいご褒美(ほうび)をいただかないと
溜息(ためいき)なんてつかせないくらい
激(はげ)しく揺(ゆ)らしてみせなさい
何度(なんど)堕(お)としても這(は)い上(あ)がってくる
命(いのち)感(かん)じさせて
にゃあ
右眼(みぎ)と左眼(ひだり)に
映(うつ)すあちらこちら
黄金(こがね)の嘘(うそ)に白金(しろがね)の真(まこと)
厭(あ)き厭(あ)きしているんでしょう?
でも生(い)きていたいんでしょう?
底(そこ)の 底(そこ)の 底(そこ)へ 沈(しず)んでも
お茶(ちゃ)にしましょうか
甘(あま)い 甘(あま)い砂糖菓子(おかし)の誘惑(ゆうわく)
駄目(だめ)よ…ちゃんと正解(せいかい)するまでおあずけ
容易(たやす)く得(え)たものになど 当然(とうぜん)、輝(かがや)きは宿(やど)らない
足掻(あが)きなさいな
欲(ほ)しいなら考(かんが)えなさい
悔(くや)しいなら生(い)きなさい
生(い)きて 生(い)きて 生(い)きて 示(しめ)しなさい
『ようこそ』なんて嘘(うそ)
赤(あか)い 赤(あか)い果実(かじつ)は食(た)べごろ
だけど…変(へん)ね その手(て)はまだまだ届(とど)かない
結末(おわり)にはまだ早(はや)いわ
当然(とうぜん)、相応(ふさわ)しいご褒美(ほうび)を いただかないと
もっと もっと 甘(あま)い蜜(みつ)を舐(な)めさせて
気侭(きまま) 気(き)まぐれを夢中(むちゅう)にさせてみなさい
容易(たやす)く得(え)たものになど 当然(とうぜん)、輝(かがや)きは宿(やど)らない
足掻(あが)きなさいな