桃花染に咲いて歌词

霞なき修羅
こそ我が兆し
光射す白刃
振りかざす
退紅冷や
かに舞う丘
一人立ち哭いた
澄み渡る
痛み分かつ眼は
少女の願いを
抱き止めて
あな恋し
こころよあな恋し
遠くまだ眠る平和が
綯い交じる
生命に託された
大空返り咲く
季節まで
焼き付いた
炎を辿りゆけ
麗し人のため
戦い抜くと決め哭いた
積年の想い分かち合い
遥かなる調べが始まる
あな恋し
こころよあな恋し
廉潔が描くその弧は
闇を斬る
剣へ変わりゆく
偽りの音さえ
世の鏡
揺るぎない
誠を照らしだす
仮初めの
夢で見たように
美しき都で咲き誇れ
霞なき修羅
こそ我が兆し
光射す白刃はこの胸に
風を受けて
桃の花息衝く凛と