花火歌词
作词:川原 京
作曲:小西貴雄
花びらが舞うよに
泳ぐ金魚をせがんだ
二人の夏の日を 愛しむ様に
今年もまた同じ
風薫る季節(とき)巡って
想い出に躓く夜道
大きな背中を ただ
追い掛けていた
無傷な日に
終わりが来ることを
どこかで知ってた
揺れる花火 はらりはらり
瞳閉じて 今 はらはら
想い映す あなたの横顔
浮かび 待ち望むは 夏の暁
明け方の雨音 琥珀色の淋しさ
あなたの住む街は 晴れてますか?
沢山の優しさ 通り過ぎた景色を
振り返る勇気はなくて
置き去りにしたまま
日焼けした想い出
おだやかに沈む太陽は 全てを包んだ
笑うあなた はしゃいだ日も
いつか全部 消えてゆくの?
夕の名残り 見送りながら
今夜 月が照らし 響く風鈴
揺れる花火 はらりはらり
瞳閉じて 今 はらはら
想い映す あなたの横顔
浮かび 待ち望むは 彼方
遠い水面(みなも) きらりきらり
祈るように 手をかざした
夜にもたれ そっと見上げた
空に舞い上がるよ 小さな蛍