レテ歌词
作词 : さユり
作曲 : さユり
编曲 : バックガスマスク
渓谷にはたくさんの落し物
街へ向かう人々が捨てていったんだ
それらは日陰に根を張る植物の様に
水底で静かに息をしている
人と獣の隙間 で 子供が火人になる
空と皮膚の隙間 に 正しい言語が 落下してゆく
此処は君の心を淸潔に扱える最期の場所
僕はずっと見ている 人々の足元で塵を拾って
楽しかったあの日の夕日の色を
誰も答えられなくなってしまった後の世界で
警告したはずだったんだけどな
街へ向かう人々は知らぬ顔で横切った
「身輕になった気分でいるけれど
本当は背負ってゆくべきだったんじゃないか?」
あちらは日向を貪る動物たちが
騷がしく呆気なく幸をいただく
此処に僕の名前を正確に呼べる人はもう居ない
君はずっと覚えていて 人々の胸元の塵を払って
あの子があんな風に泣いている理由を
誰も説明出来なくなくなってしまう前に
今に太陽が落下してゆく
辺りは段々暗くなってゆく
君は僕のことを忘れてゆく
意識が段々遠くなる
また 一人
空と皮膚の隙間で
夕と夜の隙間で