あの娘たずねて歌词
花の東京の ど真ん中
ぐるり廻るは 山手線
皇居丸ビル 右に見て
とんと一駅 下ります
そこが初恋 有楽町
いつもあの娘と逢った町
ところが世間 ままならず
別れ別れ 西東
どこであの娘は ああ 泣いてやら
水の都の 大阪は
僕にゃあんまり広すぎて
昨日南に 今日北へ
足も重たく なりまする
ひとつ噂を 追いかけりゃ
嫌になります 寂しさで
涙が泳ぐ この胸は
いつになったら スッキリと
誰かあの娘を ああ 知らないか
船が着く街 高松に
今日の泊まりは 決めました
たとえ三年 五年でも
会えるつもりの 会うつもり
瀬戸の夕陽に 手を合わす
僕の心は 切ないに
あの娘はどこへ 隠れんぼ
僕の呼ぶ声 聞こえたら
顔をも一度 ああ 見世とくれ