サイクル歌词
竹井詩織里 - サイクル
昨日は泣きわめいてた
蝉の声も今日は途絶えた
何かが終わりゆく淋しさ
胸を軋ませるよ
窓を開けて 光をいれる
その姿や声が 幻に変わっても
僕ら乗せるサイクル
今日から明日へ運んでく
花が散り いつの日か
種をつけるように
僕ら別々の道
あの日選んだこともまた
二人には必要な痛みだったんだと
言い聞かせた
何かを犠牲にしながらも
歩いていくことを
素直に受け入れるにはまだ
時間がかかりそう
落ち葉踏んだ 君の靴音
その冷たい手の
感覚も消えていく
僕ら乗せるサイクル
逆らうことは許されず
風に舞い ゆっくりと
朽ちる葉のように
僕ら積み重ねてた
ささやかで代えのない気持ち
知らぬうち侵されて
痛みも忘れて 土に帰る
君の記憶 深く深く染み込み
やがて僕をつくる一部に変わる
僕ら乗せるサイクル
次の場所へと運んでく
雨が降り 新しい緑 芽吹くように
君と別々の道 歩くなかで気付けたんだ
さ迷っても汚れても
いつか時が来れば 笑えること
おわり