海音歌词
深まる 青の色に
彷徨う カラの世界
僕の声は夜の風に
君の声は冷めた海に溶ける
漂うのは確かな あの面影
僕の声は空の闇に
君の声は深い海に消える
君の名を呼ぶと
答えるのは波音で
壊して 壊してばかり
消えゆく 最後の願い
この海 超える数ほど 痛み貫く
繋いだ 一つの灯(あか)り
海色 身体すべてが
染まった 名もない場所で静かに僕ら 沈む
聞こえる 海の音と
身体の 生きる音が
僕の声は君の声を
君の声は僕の声を包む
深い青に 近づく 混ざり合って
僕の声は波の歌へ
君の声は海の歌に変わる
反響した音と
沈黙し続けるもの
壊れて 壊れてばかり
落ちゆく 最後の声は
この海 永遠の音 残し続ける
繋いで 一つの光
海色 侵食していく
この声 名もない場所で静かに僕ら 消える
(壊れて 壊れてばかり)
(繋いで 一つの光)