夢幻泡沫歌词
作词 : 夕野ヨシミ(IOSYS)
作曲 : とろまる
奏でられては消えてゆくもの
瞬く愛は歌に似ている
そのメロディーを刻みつけたら
胸の深くに ああ 血が滲む
彷徨い歩く空の城
地上三万フィートの
さらに遥かを恋い焦がれ
月を睨むイカロスの乙女
声の限り叫ぶ 休むことも無く
両手をかかげて 祈るように
愛に殺されると知っていてもなお
月の照らす激情に触れる…
思い出しては消えてゆくもの
過ぎ越し愛は夢に似ている
せめて欠片を閉じ込めたくて
サフィイアの檻 そう 鍵をした
青の水底 楽園は沈む 十万マイルに
翡翠の薔薇に囲まれて
湯浴みするエレウシスの乙女
穏やかな狂気と 優しさの殺意
身に受けたままで 眠るように
愛が焼き尽くすと知っていてもなお
炎焦がす芳香の中で…
やがて 横たわる闇を
雷鳴は切り裂き 夜に轟く
失われた理由と 仮初めの言葉
瞳を開いて 見入るように
愛に殺されると知っていてもなお
月の照らす純真を願う
穏やかな狂気と 優しさの殺意
身に受けたままで 眠るように
愛が焼き尽くすと知っていてもなお
炎焦がす芳香の中で…