花束歌词
並木でさえずる白い小鳩たち
言葉はわからないけど
枝葉をゆらして「銀の靴ならここにあるよ」
きっとそう歌っている
願いの叶う場所はきっとどこにだってある
放課後の教室だとか丘の教会とか
この瞬間とか
そよ風に爪弾かれた花の音色は
涼やかに青空へ響いてく
思いひとつひとつを花束にして高く投げ放つの
あなたへ届くように
神話を真似して胸元を飾るリボンを固く結んで
もしもね 解けたら好きにしていいよ
なんてジョークも悪くないって思う
願いごとはつぼみのようでまだ知らない明日
いつかは咲き誇ることを夢見ている
笑って 泣いて
積み重ねた時間と覚悟があれば
難しいことなんて何もない
思いひとつひとつを花びらにして
ふわり舞い散らすの
あなたを包むように
ひとりよがりな事を求めても叶わない
だって神様は「みんな」を導くものだから
そよ風に爪弾かれた花の音色は
涼やかに青空へ響いてく
思いひとつひとつを花束にして高く投げ放つの
あなたへ届くように