鍵のない鳥籠歌词
作曲 : 中山真斗
籠のなかの 小さな庭
痩せた心 寄せ合って
空を仰ぐ 僕らの瞳
頼りなく 揺れている
眠る夢は何処へ行くの
明後日の月に手を伸ばす
今にも壊れてしまいそうだ
憧れに ジクリと棘を刺すように
扉を開ける
あの頃の 僕らが見ていた
恥ずかしい大人は誰なのか
もう何度も何度も問いかけてみて居るけど
答えは無い どんな未来も 始まらない
汚れた靴 解けてる紐
踏みしめた 土の匂い
絶望の森を抜けたら
黒い涙の雨が降る
傷も幾らかは癒えるようだ
Ah- (受け入れて)
いま (Ah-) 目醒めていく
憎しみが いざなう風を断つように
空へと駆ける
あの日あの時 僕らが笑った
純粋な子供は誰なのか
もう何度も何度も問いかけてみて居るけど
答えは無い どんな未来も 過去には無い
気づかないふりして
目を伏せたのは 何故か
こころの目を開けて
死んだままに 生き続ける 君は誰?
あの頃の 僕らが見ている
軽蔑によく似た瞳で
あの頃の僕らが見ていた
恥ずかしい大人になったのか
もう何度も何度も問いかけてみて居るけど
答えはもう 僕の手の中にあるから
飛び立つ ―ツバサ―