口约束歌词
雪の野に月の絵筆が
貴方の列車を描き出す
白い窓一筋拭けば
氷った涙が見えますか
何も言うないよ
そう呟いて
粉雪降り積む私の肩に
青いブレザー投げた貴方
涙が千切れる
吐息が千切れるだけど
切れない物がある
二人の熱い血が
結ぶ糸 これが愛ね
町へ行き 居場所決めたら
必ずお前を呼ぶという
守れない口約束と
知ってる心が頷くわ
何も言うない
そう照れながら
瞼を擦って苦笑いする
男泣きっていいわ貴方
指切り解ける
言葉が解けるだけど
解けぬ物がある
目と目を逸らさずに
繋ぐ糸 これが愛ね
動き出す車輪の火花
硝子に菅って追う私
何も言うない
それが口癖
汚れた雪へと転ぶ私
心配顔で振り向く貴方
季節が途切れる
夢さえ終わるわだけど
始まる物がある
心で回り出す
人車 これが愛ね