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忘却の翼歌词

「忘卻の翼」
編曲:霜月はるか&MANYO

そよぐ草(くさ)の波(なみ)は 緩(ゆる)やかに
地平(ちへい)の果(は)て 蒼(あお)と重(かさ)なる彼(か)の地(ち)へ
永久(とわ)の光(ひかり)湛(たた)え 佇(たたず)むは
古(いにしえ)の智(ち) 唯(ただ)一(ひと)つの住処(すみか)

人(ひと)はどこまで求(もと)め続(つづ)けるのだろう?
やがて女神(かみ)をも手(て)にして

空(そら)と大地(ち)の階段(きざはし) 自由(じゆう)を知(し)るその翼(つばさ)さえも
封(ふう)じられたこの世界(せかい)は 偽(いつわ)りの時間(とき)を刻(きざ)んでゆく

摘(つ)んだ草(くさ)を放(はな)ち 風(かぜ)を読(よ)む
少年(しょうねん)の瞳(め)は遠(とお)く彼方(かなた)を見(み)ていた
駆(か)け出(だ)す足(あし) 彼(かれ)が目指(めざ)すのは
故郷(ふるさと)の地(ち) 失(な)くした記憶(きおく)の鍵(かぎ)

人(ひと)はどこまで罪(つみ)を重(かさ)ねるのだろう?
やがて歪(ひずみ)に呑(の)まれ…

嗚呼(ああ) 深(ふか)い眠(ねむ)りの中(なか) 夢(ゆめ)に墮(お)ちたその翼(つばさ)たちは
出口(でぐち)のない箱庭(はこにわ)から 偽(いつわ)りの空(そら)を眺(なが)めてる
閉(と)ざされた階段(きざはし) 遙(はる)か海(うみ)に在(あ)る翼(つばさ)さえも
無力(むりょく)なままこの世界(せかい)は 真実(しんじつ)の時間(とき)を忘(わす)れてゆく

終わり
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