a tale歌词
雨の音、走る
カーテンレール外れた金具
君がいないことを知ったみたい
そうか もう1年も前なんだ
フィルムリール 目指した幸福
結末はもう変わらないって
そうね 淡い水玉模様だ
これほど暗い夜は二度と来ないでしょう
けどこんなに寂しい夜は消えないから
こんな言葉で綴るより
下手な嘘で繋ぐより
単純に生きている私です
君が思うよりも
心の襞に触れるような
朝霞に溶けそうな
声で笑うあなたです
君が思うよりも?
世界は簡単に終わらないよ
帰っておいで
エンドロール 名前を探す
君が嘘みたいに消えてしまった
ずっと目を逸していた
モーニングコール 届かない理由
涙声が知らないフリをした
もっと上手く出来ないかなぁ
雨の夜を越えるたび
3℃の雨に濡れるたび
想い出すのはあなたです
出来すぎているでしょ
未来も、夢も、本音さえ
昔話をするような?
言葉を選んだあなたです
君が思うよりも
『私も君も変われないまま。
悴んだ手で狭い傘を譲り合って。』
雨の音、強くなった
傘の中で繋いだ手
温度を分けた昼下がり
きっと、ずっと、弱かったんだ
君は知らないはずだけど
台詞の意味を探るような
空っぽな白を語るような
日々に私はいたの
救いようもないな
世界は簡単に終わってしまうから