雨宙写眞歌词
雨宙写眞 - *染
それは天国のような場所ね
軽やかな足欠伸をしながら
雨の匂いも約束も
確か過ぎるほど
あなたのものだよ
きっとある日
私は君から君の前から
透けて消えて
失くなるかな でもね
君に残したアルバムの
中の写真を見て
私と君は寂しそうかな
それとも楽しそうかな
それは天国のような場所か
おとぎ話かはたまた悪夢か
雨の出会いも約束も
窓をこの指で
なぞれば続きが
ほら始まる
ある日あなたは
誰かと素敵な人と
出会い惹かれ
揺れていくんだね ならさ
君に残った呪いも
いつしか魔法になる
だから私を解いておいて
あなたは歩かなくちゃ
余分な想い出は
多分これからのため
一片の幸福の答え
指の隙間を埋める
手はもうないのに
頬が緩く綻ぶんだ
なんでかな
ある日私は君から
その記憶から
透けて消えて
失くなるけど それは
悪いことでも躊躇う
ことでも泣くことでも
謝ることでもないんだよ
それとも まぁいいや