二人だけのカーテンコール歌词
約束の鐘が響いて
舞台は終わりを告げる
消えてゆくスポットライトの
真ん中で立ち続けていた
台詞の愛の言葉に戸惑って
演技だと微笑む
前髪をいじる癖
ぎこちない顔目をそらし
すぐに嘘をついて
下を向くその顔
涙が伝い誤魔化した
最高の演技で
貴方の前では偽る
ヒロインでいたいから
許してね
幕が降り 舞台の隅で
貴方を見つめる視線
気がついたのならばこのまま
二人だけのアンコールへと
大事な台詞残しておいたのは
この時の為の
第2幕 光浴び
最初の台詞は私の
愛の言葉紡ぐ
観客はいらない
台本もないこれからを
演じたい未来へ
貴方の振り付けで踊る
ヒロインでいたいだけ
これからも
赤い靴を脱げなくてもいい
終わらぬダンスを踊りましょう
加速するステップと
飛び散る汗混ざり合う
甘い 香り立つ媚薬
朝日を超えた先の青空を見るためならば
翼折れてもいい
愛したこの気持ちは
ひな鳥の刷り込みみたい
だけど それが好きよ
カーテンコールなら
笑ってみせて いつも通り
手を取りほほえむ
貴方の振り付けで唄う
ヒロインでいたかったけど
許されるのならば側にいるわ