歪剣歌词
風が吹き鳥が歌う 小高いあの丘の上で
泣き叫んでいたかつての過去も
少しずつ癒してゆけるから
失くしかけていた微笑む未来も
少しずつ取り戻してゆけるから
風が吹き鳥が歌う 小高いあの丘の上で
静かな空は雲一つなく 果てまで暖かなままに
密か咲き揺れる一輪の花に
そっと寄り添うように埋められた
今はまだ眠れる苗木がやがては
世界をどこまでも見守るのだろう
風が吹き鳥が歌う 小高いあの丘の上で
二度と離れない様に願う 在(あ)りし日の二人の様に
愛しい人を護るために 大地に眠る彼(か)の女(ひと)を
歪んだ剣を胸に抱いて 大地に眠る彼の男(ひと)を
忘ること無く 穢(けが)すこと無く 胸の奥に留めてゆこう
風が吹き鳥が歌う 小高いあの丘の上で
二度と離れない様に祈ろう 永久の二人の為に