在りし世界の君×機械ヶ蝶の譚歌词
作词 : 片霧烈火
作曲 : 菊田大介(Elements Garden)
踏みにじられるだれの 無慈悲すぎる運命に
別れ告げて眼を開く
立ち入る者など無い 不可知を彷徨え
篭の中の旅人
自分自身さえ 不確かな荒野で
流離う君の姿は 虹色を帯びた胡蝶の標
融けあう夢 交わる意思
重ね描く 幻視の解
接ぎ合わせ 織り上げながら
ここに誓う 護りぬくと
そして祈る 幸あれと
例えそれが 絵空事だとしても
ふたり 強く 決して絆、見失わない
煌めき潰えてゆく 幾多の魂たち
軋むような悲鳴すらも
浅ましく奪い取る 卑しき正義を
無感動に見ていた
遠き日の追想 手放した故郷
幼い僕は愚かで
喪失の意味も判らないまま…
等しく齎される 終焉の輪廻など
認めないと声高に 自由求めて今 疾る
融けあう夢 交わる意思
重ね描く 幻視の解
接ぎ合わせ 織り上げながら
僕は、探す 未知の果てを
君は、掴む 真実を
仮初を纏ったままで
ここに誓う 護りぬくと
そして祈る 幸あれと
崩れ墜ちる 破滅に囚われても
どうか 強く 決して絆、離さずにいて
誰も知らない僕らだけの
永久の、譚(うた)――