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妖精王Erbaの指先歌词


時の輪の縒り手は幾度と金糸を束ね
綻びの擦れ合う折 歴史は影を残す

夕闇を待ちながら 大地を愛でる歌
訪人の魂を呼び寄せる森
人は生まれ落ち 強く繋いだ手で
争いの傷さえも抱いて歩んでいく

生ける広野は光宿し
(ああ)祈る声が響く

朝靄をかき分けて 蹄の駆ける音
訪人の行く宛を問いかける丘
空は爛れ落ち 広がる鳶の群れ
争いの残灰は風を受けて舞う

死せる荒野は灰に還る

時の輪の縒り手は幾度と金糸を束ね
物語を紡ぎ
綻びの間に間に宿した歴史の影を
琥珀色の指でなぞる

生ける広野は光宿す

月夜の踊り子は幾重も金糸を纏い
星々を仰いで
聳える菩提樹に祝いの明かりを灯し
命の安らぎを祈る

時の輪の縒り手は幾度と金糸を束ね
琥珀色の指でなぞる

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