闇の彼方に歌词
闇の彼方に
歌:Rita/霜月はるか
作詞:麓川智之 作編曲:MANYO
PS2ゲーム「アオイシロ」OP
昇(のぼ)る月(つき) 揺(ゆ)れる水面(みなも)に溶(と)け
夜(よる)の静寂(しじま) 波(なみ)に呑(の)まれ
満(み)ちる潮(しお) 越(こ)えて漂(ただよ)うひと
深淵(しんえん)の 眠(ねむ)りに沈(しず)む
暗(くら)い世界(せかい)を照(て)らす
希望(きぼう)の星(ほし)探(さが)して 明(あ)かり求(もと)め
そこに導(みちび)いて 遠(とお)くに響(ひび)け
あなたの声(こえ) わたしの声(こえ)
闇(やみ)の彼方(かなた)に伸(の)ばす 長(なが)い髪(かみ)に絡(から)む小指(こゆび)
指先(ゆびさき)があなた届(とど)くなら 誓(ちか)った言葉(ことば)が
涙(なみだ)流(なが)さず進(すす)む 何(なに)があろうとも進(すす)む勇気(ゆうき)
失(うしな)った何(なに)か戻(もど)るから 新(あら)たに問(と)うから
波(なみ)の狭間(はざま)に生(う)まれた 蒼(あお)い夜(よ)の帳(とばり)破(やぶ)り
太陽(たいよう)が空(そら)白(しら)ませる 光(ひかり)が射(さ)し込(こ)む
明日(あす)の朝(あさ)までこのまま 朝(あさ)が開(あ)けるまで歩(あゆ)みやめず
手(て)をつなぎ行(い)く 旅(たび)する遠(とお)く
この夜(よる)をふたり この世界(せかい)
何処(どこ)までも
寄(よ)せる波(なみ) 揺(ゆ)らぐ端境(はざかい)越(こ)え
砂(すな)を踏(ふ)んだ 素足(すあし)浸(ひた)し
濡(ぬ)れる髪(かみ) 伸(の)ばす虜(とりこ)の日々(ひび)
想(おも)い出(で)の 約束(やくそく)遠(とお)く
深(ふか)い水底(みなそこ)沈(しず)む
凍(こお)った刻(とき)目覚(めざ)めて 眠(ねむ)り終(お)えて
流(なが)れ辿(たど)り着(つ)け 海(うみ)を越(こ)えて
あなたのもと わたしのもと
闇(やみ)の彼方(かなた)に見(み)える 昏(くら)い闇(やみ)に沈(しず)む世界(せかい)
暁(あかつき)の国(くに)を目指(めざ)すなら 抜(ぬ)け出(だ)したいなり
塞(さい)の果(は)てまで進(すす)む 境(さかい)越(こ)えて進(すす)み行(い)こう
境界(きょうかい)が世界(せかい)分(わ)かつから 新(あら)たな国(くに)まで
脚(あし)の痛(いた)みをこらえて 赤(あか)い色(いろ)の花(はな)を散(ち)らし
海坂(うなさか)の上(うえ)登(のぼ)るなら この坂(さか)�(の)り越(こ)え
明日(あす)の朝日(あさひ)が射(さ)し込(こ)む 朝(あさ)が開(あ)ける果(は)て目指(めざ)して行(い)く
その場所(ばしょ)へ行(い)く 見果(みおお)てぬ遠(とお)く
この海(うみ)をふたり この世界(せかい)
何処(どこ)までも
いつかそこに
必(かなら)ず着(つ)く日(ひ)が来(く)るはず
遥(はる)か続(つづ)く道(みち)を求(もと)め いつかのひかり求(もと)め
ふたりともに そこに
闇(やみ)の彼方(かなた)に光(ひか)る
その星(ほし)が瞳(ひとみ)映(うつ)るなら
何(なに)も迷(まよ)わず進(すす)む
照(て)らされた道(みち)が見(み)えるから
凪(なぎ)の間(あい)に浮(う)かんだ 淡(あわ)い眠(ねむ)り溶(と)けた生(せい)か
泡沫(うたかた)の夢(ゆめ)生(い)きるなら 胡蝶(こちょう)の夢(ゆめ)なら
未来(あす)の目覚(めざ)めに消(き)え去(さ)る 現在(いま)の限(かぎ)りある時間(じかん)の中(なか)
その前(まえ)に行(い)く最期(さいご)まで ふたりで生(い)きる
てのひらが 果(は)てぬ闇(やみ)が続(つづ)く世(よ)でも
あなた握(にぎ)るなら わたしを放(はな)さず
何(なに)も恐(おそ)れず進(すす)む 外(そと)へ向(む)かい進(すす)んで行(い)く
温(ぬく)もりか力(ちから)くれるから 扉(とびら)か開(あ)くから
八千(やち)の嵐(あらし)に荒(あら)ぶる 深(ふか)い淵(ふち)に沈(しず)む声(こえ)が
迫(せま)り来(く)る潮越(しおご)えたなら 苦(くる)しみ越(こ)えたら
闇(やみ)の彼方(かなた)を目指(めざ)して 朝(あさ)が開(あ)けるまで歩(あゆ)みやめぬ
離(はな)れずに行(い)く 果(は)てない旅路(たびじ)
青(あお)い糸路(しろ)ふたり この世界(せかい)
何処(どこ)まても