彼岸桜の散るころに歌词
作词 : PolyphonicBranch
作曲 : PolyphonicBranch
形のない幸福に
しがみついてしまう
不安はもう消え去った
繰り返し唱える
矛盾してゆく感情は
二人を引き離して
還る場所を奪ってゆく
御伽の中の恋人たち
永久に誓いたてる
造られた愛情に溺れ
深い眠りにつきたい
深紅に染まる
儚い華の末路を想った
約束を待ち続けて
涙に濡れる
全てを燃やし尽くした恋路の果て
何も残らないと云うなら
このまま朽ちてゆきましょう
今宵 最後の蜜月を偲びましょう
今頃どうしているの
なんて戯言唱え
まるで二人が
幸せだった頃のような夜
還る場所は此処でしょう
御伽の時間は幽玄に
形をうしなって
造られた情熱はやがて
燃え尽きてゆくのかしら
深紅に染まる
儚い華の末路は私です
泣いて泣いてもう
二度と戻れないと
全てを理解した瞬間に何故か
微笑みを浮かべてあなたへ
愛の言葉を紡いだ
手を伸ばせば届きそうな
月夜の煌めきはもう
私の心には感情を与えない
月光の雫は降り注ぐ
深紅に染まる
儚い華の末路をなぞって
散ってしまう
運命の美しさに酔えば
全てを燃やし尽くした恋路の果て
あなたの残響に溺れて
このまま朽ちてゆきましょう